求人で通勤に支障のない、90分以内の場所に配属という言葉に恐怖を覚えた。

 求人票で見かける「通勤に支障のない範囲に配属」という言葉。一見、従業員のことを考えてくれているように見えますよね。しかし、私は最近、この言葉に恐怖を感じるようになりました。

きっかけはある求人
90分は本当に「支障がない」のか
企業側の意図
改善提案
まとめ

きっかけはある求人

先日、ある企業の求人情報を眺めていたところ、「通勤に支障のない、90分以内の場所に配属」という記載がありました。90分以内…?この数字に、私は違和感を感じました。

90分は本当に「支障がない」のか

冷静に考えてみてください。片道90分ということは、往復で3時間です。1日のうち、実に3時間を通勤に費やすことになります。睡眠時間、食事の時間、家族との時間…これらの貴重な時間を削って、3時間も電車に揺られたり、運転する生活を想像してみてください。

もちろん、90分以内の通勤をされている方もたくさんいらっしゃるでしょう。しかし、それを「支障がない」と一括りにしてしまうのは、あまりにも乱暴ではないでしょうか。

企業側の意図

企業側にも事情があることは理解できます。転居を伴う異動を避けたい、従業員の負担を減らしたい…様々な配慮の結果、この文言が生まれたのかもしれません。

しかし、この「90分以内」という数字は、企業側にとっての都合の良い解釈に過ぎないのではないでしょうか。従業員の生活の質を真剣に考えているのであれば、もっと具体的な配慮が必要だと感じます。

改善提案

例えば、

  • 通勤時間の希望を事前にヒアリングする
  • テレワークやフレックスタイム制度を導入する
  • 引っ越しにかかる全ての、料金を出してくれる

などの対策を講じることで、従業員の通勤負担を軽減できるはずです。

まとめ

「通勤に支障のない、90分以内の場所に配属」という言葉は、一見すると優しさのようでありながら、実は個人の生活を軽視しているように感じられます。私からすればこういう求人は、完全になしです。

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